災害大国の日本が災害から国民を守る為にしていること5選とはなんなのか。
- 災害に備えた貯金をしている。
- 災害があった時に被害が大きくならないように前もって道路や防波堤等を補強している。
- 地域に特化するために各地域の関連企業と話し合いをしてきめている。
- おじさんばかりではなく、若い世代の人達が中心。
- 最終目標が【日本全国の国土・地域を災害に負けないような土地に作り上げる】
国土強靭化(ナショナル・レジリエンス)というのは、
名前の通り、日本という国、土地をより強くしていこうという政策。
地震や台風、地域によっては火山噴火など、
様々な災害が多く発生するこの日本で、国は何をしているのだろう。
社会はどんなことをすればいいんだろう。若い世代の私達に何が出来るのだろう。
そんな思いを胸に今回は日本青年会議所の国土強靭化委員会の委員会にて
内閣官房 国土強靭化推進室 次長 五道仁実さんのお話しを一緒にお伺いさせて頂きました。
災害が起きたとき、どれ程の損失が出るか知っていますか?
例えば、2年前に起きた「東日本台風」では、
阿武隈川での被害を金額にすると約7020億円。
でも、もし事前に雨水や川の氾濫での排水をきちんと出来る道路に整備してたら?
古いお家に補助金あげて、もっと耐えられるように作り直してたら?
災害を防ぐことはできないけど、災
害が起きたときに、被害を最小限に抑えられたら、
家がなくなってしまう人も少なくなるし、困る人も少なくなりますよね!!
そこで、まずこの国土強靭化政策では最終目標は「強くてしなやか日本」!
- 人の命は絶対に守られるべきであること
- 生活をする上で、重要な国の機能がきちんと維持できること(交通や、銀行など)
- 国民の財産(家、家財など)や公共施設にかかわる被害の最小化
- 迅速な復旧やと復興
の4点を軸にすべての政策を練っているそうです!
では実際に今どんなことをしているのか。
この上の図は平成30年度~令和7年度の事業内容と計画。
お話を聞いて、知ったことですが、
今の社会にはこのような公共への投資を必要ないと考える方が多いそうです…。
確かに、道路をなんかより、私の税金を下げてほしいと考えてしまう自分も否定出来ません。
年金だって払わなきゃいけないし、未来のことより今でしょ!って考える人も多いと思います。
だけど、もし明日家の目の前の道路が壊れて仕事に行けなくなったら?
実家が台風や地震で壊れてしまったら?
そんなことを考えたら、未来への投資は無くてはならないものかな、と思いました。
今は、新型コロナウイルスで社会はいっぱいですが、
だからといって災害が待ってくれる訳ではありません。
夏になれば台風は来るし、最近は地震が毎日のように起こってますよね。
よく聞く首都直下型地震もいつ来るかわからないです。
では、私達若者は国のために、未来の為に何が出来るのか。
- 投票に行く。災害に重きを置いて政策を練ってくれる政治家に投票をすること。
- 情報社会の中で、嘘の情報に騙されないように、正しい知識を持つこと。
- SNSなど、この時代ならではの方法で正しい情報を共有していくこと。
まずはこの3点、この記事を読んでくださったあなたから、私から行動を起こしていこうと思います!!
Writer: チェン イェンティン(Tokyo/ https://instagram.com/qmemep?utm_medium=copy_link