先日UPさせていただいた
「防災をギフトで広めたい」カタログギフトで防災を身近にと
素敵な取り組みを行っている泉様と中山様にインタビューをさせていただきました!
前回の記事はこちら↓
https://www.disaster-prevention.jp/2020/08/12/
インフルエンサー:防災を仕事にしようと思ったそもそものきっかけは?
泉さん:大学時代に50地域ほども足を運びボランティア経験をし、社会人になってからも続けてきました。その中で感じた事、災害救助の際には、NPOはもちろん一般のボランティアというものがすごく大切だということ。だけれども、それだけでは解決できないことも、、、だからこそ、仕事やビジネスという切り口で世の中に防災や災害救援への考え方を広めたかった。
インフルエンサー:防災をあえて遠ざけて考えてしまう人がいると思うのですが、身近に感じてもらえる防災にするために意識していることはありますか?
泉さん:防災は意識ができても実行に移すというのが難しい。だから、今考えているのは、防災をストレートに伝えるのではなく何かの箱に防災を入れて届けるっていうのが良いかなと、、、例えば、今回のクラウドファンディングでは、ギフトという形の中に防災を入れてお届けするという形。他にも企業さんとか教育機関が相手なのであれば、新人研修という箱の中に防災を入れてお届けするというような形が良いのではないかな、、、と思います。
インフルエンサー:学生時代にボランティアをされていたとのことですが、その中で1番心に残った経験はありますか?
泉さん:災害救援に何度も行かせていただく中で、地元の方々に「大学生で若いのに、本当に来てくれてありがとう」と。ただそこで感じたことが、活動をしている最中は限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを出そうとしていましたが、活動が終われば自分は日常に戻る。その状況に無力ではないけれども微力だなと感じる瞬間がたくさんありました。
インフルエンサー:中山さんも同様に学生時代のボランティアで心に残った経験はありますか?
中山さん:災害が起こった3日後ぐらいに災害救援に行き、ボランティア団体の災害救援チームを組み立てたり、ボランティアチームの衣食住の調整と裏方が多かったです。実際に作業をする中でお話しを聞くと途方に暮れているという方ばかりでした。他にも「まさか自分が被災するなんて」というお言葉や大切なアルバムなど思い出が土砂にまみれていたりと災害の現実を目の当たりにしてきました。限られた時間でできるだけその後の生活を支えるためにやるというのを大切にやってきましたが、どの場所へ行っても被災された方の辛そうな表情を見るたびに、泉を言っていましたが無力ではないけど微力だなと思いました。だからこそ、こういった事業で少しでも平時のタイミングから防災を広めるきっかけを作っていきたいなとおもいます。
(西日本豪雨災害にて実際ボランティアに参加されている様子)
インフルエンサー:防災に対してのモチベーションがすごく高いのはなんでなんですか?何が心を突き動かすのか?
泉さん:私たちの世代では、高校の時にiPhoneが発売されたりと、IT革命といわれるものが一気に進みました。
より情報をすぐに手に入れることができたり、 ある程度バイトをしていれば旅行に行けたりと物質的にすごく満たされていたと思うんです。
そんな時に自分の価値って何か。自分は何ができる人間なのだろう。と考える中で被災地にお手伝いに行くとすごく感謝されるけど、僕の気持ちとしては、逆に自分に生きる意味を教えてくれてありがとうという気持ちでした。
そこ(被災地)では、必要としてくれる人がいて、そこで生まれる繋がりがあって、自分はここにいるんだという感覚や自分は生きてていいんだという感覚の連鎖がありました。
だから、誰かのためにというモチベーションより、自分の心が満たされる感覚があったからこそ続けることができました。
たくさんの素敵なお話を聞かせていただき、
防災を身近に感じてもらうために
発信している私たちとしても学びのある時間になりました。
学生時代に所属されていたボランティア団体は下のサイトから確認できます!↓
現在も新規会員募集中とのことなので、
社会貢献活動に興味のある大学生は一度見てみてください◎
https://www.ivusa.com (NPO法人国際ボランティア学生協会)
また、前回の記事でも取り上げた防災カタログギフトのクラウドファンディングは
9月3日まで支援することができます!!!
今回お話しを伺い、この素敵なコンセプトと取り組みが多くの人々に広がるよう
私たちも出来る限りお手伝いさせて頂きたいと心から思いました。
自分自身の大切な人へ送る想いとして新たな形を、、、
現在クラウドファンディング中のサイトはこちら↓
https://readyfor.jp/projects/bosai-gift