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兵庫県三木市にある備蓄倉庫の見学に行ってみました!

阪神淡路大震災のあった1月17日に神戸市の市役所で行われている
防災の取り組みをインタビューさせて頂いた際に、
配布に3日から4日かかるというお話を聞き、本当に備蓄品はあるのか、
どのようなものがどのくらいあるのか気になったので、
兵庫県災害対策課からご紹介いただき、
今回広域防災センターにある備蓄倉庫の見学をさせて頂きました。

実際は、5000平米のも大きな倉庫に、
アルファ化米、紙おむつ、毛布、仮設トイレ、ブルーシート、テントなどがありました。
アルファ化米は、味付きが6種類もあり、何日食べても飽きないようになっていたり、
調理をせず、どこでも食べれるパンがあったり、
備蓄品と言えば、食べ物と毛布というイメージでしたが、
仮設トイレや簡易担架やテントなど、私たちの生活や救助の時に必要なものもあったので驚きました。

備蓄品は、期限が近くなると家庭備蓄の啓発のため、
市町防災訓練の参加者に配布するなどで提供するなど破棄せず
消費いわゆるローリングストックをしているそうです。
また、災害時には県内ではなく、ここを拠点に全国にも送り届けているそうです。

私は、倉庫と聞くと、少し薄暗くて、
狭い場所にいっぱい詰まっていてあまり清潔なイメージではなかったのですが、
倉庫の外見も内観もとても綺麗で、フォークリフトが十分通れるほどの間隔で棚があり、
通気性も良さそうで、安心して使用出来る環境だと思いました。

今回取材した中で分かったことは配布される数は、
避難場所の規模や避難人数で決まるということ、
運び出したりするのが大変なのかと思っていましたがトラックにすぐに積められるように設計されていること、
防災公園の職員の方全員がフォークリフトの免許を持っていると聞き、
一刻でも早く届けられるようにしっかり準備されていることを知り、
備蓄がしっかりされていたことが分かり安心しました。

それでも、備蓄が届く場所に必ずしも避難できるかも分からないので、
頼るだけではなく、自分でできる備蓄も大切だと改めて思いました。

Writer:モリタリオ(Hyogto/ https://www.instagram.com/tario169/ )

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