私は、東日本大震災を小学2年生の時に体験したことがあり、兵庫県に引っ越してから起震車にも乗ったことがあります。
しかし、東日本大震災の揺れは横揺れで、長かったという印象で、
起震車で体験した揺れはただただ強かったという印象しかありませんでした。
今回の地震体験では、1番強いと言われている震度7まで体験しました。
その体験した揺れは縦揺れで、阪神・淡路大震災の体験談で体が勝手に跳ねるほど強かったと聞いていたので、
その強さを知ったとの同時に、体が思い通りに動かないという恐怖心を感じました。
地震の時の避難訓練で、机に潜ったことがみなさんあると思います。
東日本大震災の時、私の学校ではたまたまその日に避難訓練があったため、
当時小学2年だったクラスみんな咄嗟に机の下に潜りこみました。
でも、東日本大震災の際は、横揺れであったからできたことでは無いかというくらい、
今回体験した縦揺れでは机に潜ることすらもできないほどの強い揺れでした。
体験の際にモニターに周りの状況も映し出されていて、お皿が飛び出したり、家具が倒れたりしていました。
身動きが取れず、家具が倒れてきたり、
食器の破片が飛んできたらどう自分の身を守るべきなのか考えさせられました。
私が小学生の時東京から兵庫県に引っ越してきて驚いたことは、防災頭巾がなかったことです。
防災頭巾は東日本大震災が起こる前から学校の椅子に座布団か背もたれの代わりにありました。
東日本大震災が起きてからは、
少しの間余震があったりしたため、集団登校で防災頭巾を持って登下校していました。
ただ避難する知識があるだけでは、
動けなかったら経験してない人、知識がない人と同じになってしまうので、
どう、自分の身を守るか、もしくは防災グッズの大切さが分かる体験が出来たらいいなと思いました。
地震体験をしてからは、家具はなるべく低いものを選んだり、寝る時の頭の向きを考えるようになりました。
みなさんも、一度地震があった際どうやって身を守るか考えてみてみることが大切だと感じる機会になりました。
Writer:モリタリオ(Hyogto/ https://www.instagram.com/tario169/ )