物流。
私たちの生活を支えてくれる欠かせない存在です。
物流は陸、海、空と、様々な道を辿って私たちの元に必要なものを届けてくれます。
陸を走るのは、トラック。
「被災者の立場になり、物がなくなってしまった時に見えたその姿をヒーローだと感じた。」
そう話してくださったのは、熊本地震で被災し、自身も物流業界で働いてるトラック協会の方。
被災地に届けられる緊急支援物資を管理し、必要な場所に必要な物資を仕分ける管理を行い、届ける。
もらう→渡す→届ける
この流れをスムーズに行うことが基本だと言います。
トラック協会の方々は、災害時、県や自衛隊と連携し、全国から送られてくる支援物資を届ける役割を行っています。
いかに物資を必要としている方々の元へ早く届けることが出来るか。
それが常に課題だと言います。
ラストワンマイルとは、必要としている方の元へ届けられる最後のあと少しの距離。
災害時、地面が割れたり、洪水などでトラックでは通れない時があると言います。その時にそこに届ける場所があるのに届けられないもどかしさがあると。
このあと少しの距離を無くして、必要としている方々の元へ早く届けてあげたい。
そんな思いを胸に抱えていると語ってくださいました。
物流は私たちの生活に直結しています。
AIの活躍が注目される今、この業界は人の手がなくなってはならないと。
課題は多いけれど、問題改善に向けてみなが協力をして、働きやすい業界に変わってきていると教えてくださいました。
物流とは、人の思いで動かされていて、そして私たちの生活を支えてくれている欠かせない存在であると強く感じました。
