埼玉県防災学習センター そなーえにお邪魔して1階の展示では、
デジタル技術を使用したような展示がたくさんあり、災害に対してしっかりと興味を持って学べる環境が整っていました。
入って最初に見るのは、災害について分かりやすくアニメーションになった映像です。
小学3年生以下向けの子ども用のものと、小学4年生以上向けの一般用のものと分かれていました。
どちらも見てみましたが、
子ども用のものは可愛らしい動物たちが映像に映し出され、集中しやすくなっていました。
地震が来た時に小さくうずくまるポーズにも「ダンゴムシのポーズ」と名前がついていたり、
とても分かりやすく印象に残りやすい工夫がされたビデオでした。
一般用のアニメーションは、下のスクリーンには時計、
上のスクリーンにはその時間に起きたエピソードが流れていて、
時系列が分かりやすい分、何事も無かった当たり前の日常から突然街の姿が変わってしまう恐怖がありました。説明文がたくさん流れてくる訳ではなく、
シンプルにまとめられているストーリーだからこそ、すんなりと内容が入ってきました。
アニメーションの後は1階の展示に。
入ってすぐには埼玉県の形をした気になるものが。
こちらは見たい資料に手をかざすと埼玉県の形のスクリーンに映し出されるようになっていました。
初めて見たので、びっくりしました!
1つ1つの災害年表に沿った実際に起こった内容を見ることができ、
当時の災害の様子や被害状況を確認できるようになっていました。
そのスクリーンの前には壁に大きく埼玉県で起きた大きな災害について年表になっていて、
スクリーンと一緒にみることで、より詳しく見やすくなっていました。
同じエリア左側には埼玉県のハザードマップもそのまま確認出来るようになっています!
みなさんはハザードマップお持ちですか?
大丈夫だろうと捨ててはいませんか?
このハザードマップをみると、欲しい!ってなる方が多いらしいです。
みなさん一度お家にハザードマップがあるかぜひ確認してみてください!
そのまま進むと災害が起きたときについて、体を使って答えるクイズがありました!
大きなスクリーンに6個の大きなボタンのようなものがあり、
『クイズ』と書かれていると大人の私でもついやりたくなってしまいます。笑
そんなに難しくないだろうと思っていたのですが、時間制限が設けられていたり、
記憶が曖昧なところがあったりで、ドタドタしながら参加させて頂きました!
2人で参加の場合は別の問題が出題されるようになっているそうです!
ちょっと厳しい笑
その奥には期間によって展示内容が変わるエリアでした。今の時期は土についてでした!
定期的にここの展示は変わるそうで毎回コアな内容を
わかりやすく興味を持ちやすい展示で展開されているそうです。
2階に向かう途中の階段にも災害のときの写真などがあり、
災害について興味を持ってもらうための工夫が本当にたくさんありました。
防災学習センターで出来る範囲であっても実際に見る、触る、体験することで、
もっと学ぶべきだなと感じ、自然と話を聞く姿勢にも変化があったように感じます。
埼玉県防災学習センター そなーえのHPはこちら↓
https://saitamabousai.jp
Writer:ナカイフウカ/Tokyo(https://www.instagram.com/f0u0ka_n?hl=ja )