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帰宅困難者対策訓練に参加して感じたこと Part.1

先日、デザイン・クリエイティブセンター神戸KIITOホールで行われた
「帰宅困難者対策訓練」に参加させていただきました。

今回のイベントのテーマである
「帰宅困難者」という言葉を皆さん知っていますか?

「帰宅困難者」とは、
災害によって公共交通機関が停止した際、帰宅が困難な状況になる人のことをいいます。
災害時に一斉に帰宅しようとすると、駅前などに多くの人が集中することで、
群衆なだれ、建物火災や建物崩壊による負傷、救助活動の妨げなど二次被害の発生が懸念されています。

では、どのように対策すればいいのでしょうか?
二次災害を発生させない「帰宅困難者」対策として、

1.一斉帰宅の抑制
「STOP!一斉帰宅」を合言葉に
「安全な場所からむやみに移動しない、させない」ことで
帰宅困難者による混雑の発生を抑える対策を行っています。

2.一時滞在施設の確保
災害時に行き場のない人が安全に滞在できる
「一時滞在施設」としてご協力いただける施設の確保に取り組んでいます。

3.帰宅支援
「災害時帰宅支援ステーション」の普及をすすめ、
帰宅困難者の中でも、徒歩帰宅が可能な方が安全に移動できるよう、
「水道水」「トイレ」「道路情報」を提供する帰宅支援ステーションは重要な役割を担っています。

皆さんは上記の言葉、帰宅困難者による被害、対策など
いくつ知っていましたか?
恥ずかしい話、私は一つも知りませんでした。

若い世代や子供にとって、災害が発生したときの対応などについて、
普段から意識して生活している人は少なく、
私のように何の知識もない人は少なくないのではないでしょうか。

このイベントに参加させていただいてすごく感じ、
これからの若者に向けた対策は大変重要なものだと感じました。

神戸市の帰宅困難者対策訓練について

そんな、子供たちの防災意識を高める取り組みとして
BL出版さんからは「地震がおきたら」という本が出版されています。

BL出版の「地震がおきたら」

この絵本は、神戸の消防士原案による防災絵本であり、
絵本ではありますが、私たちも実際に読ませていただくと
最後まで読み入るくらいたくさん勉強させられることばかりでした。

防災意識は、ほんの少しの工夫で高めることができ、
今後、若い人たちの発信で変わるものだと感じました。
これからの私たちの防災意識の改善や取り組みが大切だと感じ
今後の私たちの発信でみんなの意識が変化するきっかけになれば、
今日、私たちが参加させていただいた意味があると思いました。

Writer:カイマス リナ(Kyoto/ https://www.instagram.com/k__trs.l07/?hl=ja

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