ぼうさいこくたい2022の際に近くのブースで出展しておられた
日本木造住宅耐震補強事業者共同組合様のブースで
住まいを耐震化で安全・安心にというお話を伺いました。
私たちは 実際に大きな地震を経験したことはなく、
住宅を建てる年齢でもないので耐震化というワ ードから遠いように感じていました。
日本木造住宅耐震補強事業者共同組合様の活動内容としては、
組合員だけでなく一般消費者にも理解していただけるような情報冊子の出版や
地域防災ステーションプロジェクトといい
『事前防災』の重要性が 高まっている中、
防災関連情報を発信し地域の方と防災力向上に努めているそうです。
81 -00 木造住宅プロジェクトといって
1981 年から 2000 年に建てられた木住宅を「81-00 木造住宅」と呼び
耐震化を進めるプロジェクトを行っています。
2016 年 4 月に発生した熊本地震で「81-00 木造住宅」の約 2 割が
倒壊・大破という大きな被害を受け、一層強く呼び かけています。
今回ブースでは「81-00 木造住宅」のバッチが配られていました。
シンプルだけどストレートにこのプロジェクトの呼びかけになるデザインは
ブースを訪れた方々 に受けが良かったらしく、
私たちがブースに伺ったときには残り 3 つとなっていました。 笑
耐震化は思い立ったらすぐ実行することは難しいことですが、
地震の多いこの国で生活する以上無視できないことであると実感しました。
耐震基準が改正されるのは地震により
大 きな被害を受けてしまったことが大きな所以であるという風におっしゃっていました。
大きな地震がきて被害が出てからでは遅いのです。
消費者に向けて耐震に関する相談窓口を設けているらしく、自分の住んでいる家が安全であることを確かめるために耐震診断を受 けてみる、
ということを考えるいい機会となりました。
防災とは次世代を担っていく私た ちが先人たちから学ぶべきテーマであると思います。