今回私たちは兵庫県災害対策センターへお邪魔させて頂き、
お話を聞かせていただきました。
皆さんは今もしも災害が起こったら、どうしますか?
すぐに避難行動ができますか?
兵庫県では『多様な避難の手引き』というリーフレットを作り、
多くの人に避難行動の大切さを呼びかけています。
まずはハザードマップで自宅周りを確認すること。
ハザードマップとは、
危険な場所や災害時に避難する場所などが
地図にまとめられたものです。
災害時の避難先は、避難所・避難場所だけではありません。
自宅が安全なら在宅避難。
安全なところにある友人・親戚宅。
ホテル等も避難先になります。
私の場合、在宅避難になるのですが、
皆さんは在宅避難についてどのくらい知っているでしょうか?
在宅避難にもきちんと備えが必要です。
水や食料の準備はもちろんのこと、自宅周りの点検も重要。
今はホームセンターに防災コーナーというものがあり、
様々な防災グッズが売っているそうです。
家具の固定など、普段からできる備えは私もしておこうと思いました。
そして避難所について。
現在、コロナによる影響で避難することを躊躇する人が
増加しているのが問題になっています。
そこで兵庫県では、
一昨年6月から市や町にコロナウイルス感染症に対応した
避難所運営ガイドラインを配っています。
対策としては、従来のスペース+1mのスペースをとること。
また、距離がどうしても取れない場合は
パーテーションやテントを利用して密にならない工夫をしています。
実際の写真も見せて頂きましたが、
しっかり対策されていてとても安心感を覚えました。
また兵庫県では『マイ避難カード』の作成も推奨しています。
避難時は、正確な判断ができません。
だからこそ事前に自分がどこに、どのタイミングで
避難行動を取るべきかしっかり確認しておくことが大切。
『マイ避難カード』に確認した自分の避難方法を記入しておくことで、
すぐに行動することが出来ます。
他にも兵庫県には『ひょうご防災ネット』というものもあります。
今の若者はあまりテレビを見なかったり
逆に中高年の方々はインターネットが分からなかったり…
情報の入手方法が多様化している今、
災害時にプッシュ通知で簡単に情報を得ることができ、
アプリを入れるだけで避難場所がわかるのはとても有難いし、便利ですね。
“自分は災害に遭わないだろうという
思い込みや他人事に捉えることをやめ、最悪を想定して動くこと。”
皆さんももう一度しっかり確認してみてください。
Writer:ニシカワアヤノ(Hyogo/ https://www.instagram.com/n_ayn615/?hl=ja )