みなさんは「国土強靱化」という言葉を聞いた事はありますか?
まだまだ若い世代には知られていない言葉のようです。
今回は、内閣官房の国土強靱化推進室の参事官小松様と参事官補佐の金田様に、
「国土強靱化推進室が取り組む防災について」お話を伺って参りました。
そもそも「国土強靱化」とは、
地震や津波、台風などの自然災害に
強い国づくり・地域づくりを目指す取り組みのことをいいます。
高速道路や空港などインフラの耐震性強化を実施したり、
災害が起こった際にインフラや建物に与える被害を最小化することを目指すなど、
国・行政が行うことだけでなく、災害に対する事前の備えとして
民間企業が事前継続計画作成に取り組んだり、地域住民自身によって、
行政の手を借りない「自助」・「共助」の仕組みを作るなど、
企業・地域・個人での取組やハード面だけでなく、
ソフト面での取り組みも含まれます。
自然災害を未然に防ぐことは出来ません。
しかし、災害に対する備えをきちんとしておく事で、
被害を抑えられるだけでなく、復興を早めることができるのです。
「国土強靱化」の1番の目的は、人の命を守ることです。
1人でも多くの命を助け、誰かの悲しみを防ぐためにも、
日頃から防災を取り入れることが大切です。
防災とは、1人の力でどうにかなることではありません。
だからこそ、防災に対して、社会全体が取組む必要があります。
民間の取り組み事例として、
日常的に防災に対する意識を高めてもらうために作られた商品やサービスを
国土強靭化推進室では紹介している冊子があります!
民間の取組事例集はこちらから↓↓↓
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/r3_minkan/index.html
【国土強靱化民間の取組事例集(令和3年4月)より有限会社西谷 様の取り組み
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/r3_minkan/pdf/026.pdf 】
子育て世代が抱く災害時の不安や悩みを解決すべく生まれた防災ボックスで
“ママ視点”で集めたアイテムが勢揃いしているもの。
水は大事だけどそれは自分でもコンビニやスーパーで購入できるから
自分ではなかなか買えないものを防災グッズに入れてほしいとの意見を反映させて商品を詰めたボックス。
【国土強靱化民間の取組事例集(令和3年4月)より株式会社 KOKUA 様の取り組み
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/r3_minkan/pdf/023.pdf 】
防災専門のカタログギフトをクラウドファンディングで実施した取組の”LIFE GIFT”。
日常生活に溶け込む自然と溶け込むような防災のアプローチが必要だと考えて、
インテリアに馴染む防災グッズの贈り手からの相手を大切に想う気持ちを形にしたセレクトカタログギフト。
以前、防災THE PRESSでKOKUA様の取材をさせていただきました記事はこちらから↓
https://b-rock.sakura.ne.jp/disaster-prevention/2020/08/12/
・KOKUA代表の泉様と中山様へインタビュー
https://b-rock.sakura.ne.jp/disaster-prevention/2020/09/02/
・おしゃれに防災を生活に取り入れるためにギフトとして新たな形で届ける。気になる中身は!?
https://b-rock.sakura.ne.jp/disaster-prevention/2020/09/03/
他にも日常生活の中に自然と溶け込むような防災グッズが多々あります。
このような防災グッズを、普段から備蓄することはとても簡単なことです。
まずは、水、食料、簡易トイレなど、最低3日間の
防災グッズを備蓄することが必要だそうです。
私達が身近に出来ることから始めていきましょう。
こういった取組を知ることで国土強靱化という意味を知っただけで少し身近に感じた気がしました!
国土強靱化についてホームページはこちら↓↓↓
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/about.html
紙媒体でのお取り寄せ、問い合わせについてはこちら↓↓↓
電話番号 03-5253-2111
Writer:オオタニトモカ(Osaka/ https://www.instagram.com/tomo.tomoka0206/?hl=ja