2021年12月5日㈰に神戸市東灘区で行われた防災訓練に参加してきました。
今回この訓練ではドローンを使用した災害状況の報告や
消防車,はしご車,パトカーなどが展示されており,
ご担当者の方にお話を聞くことが出来ました。
防災訓練が始まる前に災害時を予想した
ドローンを使用して災害状況を報告し避難誘導も行っていました。
かなり高くまで上がっており,
また音声もとても大きかったのでかなり広範囲の地域にまで
避難状況を報告できると思います。
放送内容は以下の文章でした。
「神戸市及び魚崎町防災福祉コミュニティよりお知らせします。これから避難訓練の放送を行います。8:45に神戸市内で最大震度6弱の地震が発生しました。緊急避難場所として魚崎小学校のグラウンドを開放しています。」
このように災害状況と避難場所を報告してくれていたので、
実際に災害が起こった場合でも落ち着いて避難が出来ると思いました。
ドローンの見学の後にパトカー,消防車,はしご車などの見学もさせて頂きました。
パトカーの運転席と助手席に乗らせて頂いたのですが,
車内は一般的なクルマとほとんど変わりませんでした。
助手席には消火器があり,また専用のナビも搭載されていました。
そのナビを使って犯人を追跡したりするそうです。
白バイにも乗せて頂くことが出来ました。
車体の重さは約300kgもあるそうですが,
練習すれば女性隊員でも乗りこなすことができるそうです。
次に今回見学させて頂いた消防車は,
前面にウインチが取り付けられている消防車でした。
ウインチとは回転ハンドルでロープなどを巻き取り、
物体の上げ下ろしや運搬,引っ張り作業も行うことが出来る装置です。
車両は四人乗りで車高もとても高かったです。
後方車両にはたくさんの資機材が載せられており,
毎朝資機材や車両の点検をされているそうです。
続いて、はしご車には実際に乗車させて頂くことが出来ました。
高さ15mまで上がるはしご車で,だいたいマンションの5階の高さだそうです。
実際に乗ってみると下から見ているよりも遥かに高く感じられました。
タイヤで車体を支える他に4本の柱で支えられていました。
これは強風などに煽られても車体が倒れないようにするための柱だそうで,
風速10mまでははしご車を利用して救助を行うことができるそうです。
このような防災訓練に参加することで,
普段ではできないような貴重な体験をさせて頂けるのも
防災訓練の魅力の一つだと思います。
このような体験が出来ることで防災訓練がとても楽しいものだと感じることも出来ました。
今回の防災訓練にご協力して下さった関係者の皆さん,本当にありがとうございました。
Writer:シオノミサキ(Osaka/ https://www.instagram.com/salt____4_0/?hl=ja