11月21日(日)に「BGMスクエア」という防災音楽フェスに参加させて頂きました。
“音楽で防災をカルチャーに”というコンセプトをもとに
防災音楽ユニット・Bloom Worksさんが
発起人となり開催された今年で3回目のイベントです。
阪神・淡路大震災から26年が経ち、
以前よりも継承しづらくなっている現状を打破する為に
“音楽フェスを通して防災と楽しさを織り交ぜることで、
1つのカルチャーとして防災を継承させ続けたい”との思いから
BGMスクエアを始められたそうです。
また防災に関するワークショップがいくつか開かれていました。
私が印象に残ったのは”バルーンワークス”と”消防車両展示”でした。
バルーンワークスでは、
30年以内に発生すると予測されている南海トラフ地震の津波の高さ・約34mまで
メッセージ付きのバルーンを打ち上げるというものです。
“出会いに感謝!!防災は日常”というメッセージを書き空へと上げてもらいました。
34mという高さは想像よりも遥かに高く、
津波の怖さを体感できたと共に、
風船で表現することでよりキャッチーに伝わる為とても想像しやすかったです。
消防車両展示では一般の消防車ではなく
“特別行動救助工作車”と呼ばれる消防車が展示されており
実際に運転席に座らせて頂き、レスキュー隊の方にお話を聞くことが出来ました。
家事や交通事故はもちろん、
特殊災害と呼ばれる薬品関係の事故や酸素が無い場所への救助なども行っているそうです。
この特別救助隊工作車は後部座席に4人乗ることができてとても広い作りになっていました。
また車内に積まれている資機材は、毎朝欠かさず点検されているそうです。
このイベントには大学生を中心とした実行委員会の方々も関わっており、
とても明るい雰囲気のイベントになっていました。
若者にとって”防災”という言葉は堅苦しく難しいイメージがありますが、
“音楽フェス”という明るい催しと掛け合わせる事で
防災について楽しく学ぶことが出来、本当に素敵なイベントだと感じました。
Writer:シオノミサキ/Osaka( https://www.instagram.com/p/CW0g6vVBmv8/ )