今回私たちは、
防災THE PRESSの運営が1年を迎えるということで
日本防災研究センターの山本さんにインタビューをさせていただきました。
山本さんは、若者に防災の情報を届ける活動を積極的にされています。
今回のインタビューでは、
若者に防災情報を届けること、私たちでもできる防災、
コロナウイルス感染拡大によって変化した防災のあり方について
お話ししていただきました。
若者に防災の情報を届けるにあたり、最も意識していることはSNSの運営なのだと。
若者にとって身近なSNSを活用することで、
防災に興味がない若者にも情報を届けることができる可能性が高まります。
公式Instagramでは、ライブ配信において防災アナウンサーとのコラボを行なったり、
防災に取り組んでおられる企業や地域への取材の様子を投稿したりと、
わかりやすく防災情報を発信しています。
SNSについて特に若者に期待していることは、拡散力だといいます。
発信することはもちろんですが、
SNSの特徴をうまく活用するためには拡散力が必要となります。
若者のSNS利用はこの拡散力に優れており、
発信した情報をとにかく拡散してもらうことが
防災情報を多くの人に知ってもらうきっかけとなります。
私たちがすぐに備えられる防災についてもお聞きしました。
防災情報は、調べてみるとたくさんあって、
何から手をつけたら良いのかわからなくなってしまいます。
山本さんによると、
台風によって大雨や暴風などが発生した時のために今から備えられることは、
ハザードマップを把握しておくことだそうです。
ハザードマップとは、
災害が発生した時に危険と思われる場所や
災害時の避難場所が地図にまとめられたものです。
日本は災害大国と言われるほど、地震や水害などの災害が多く、
日本にいる限り災害からは逃れることができません。
そのため、いつ災害が来ても備えられるように
ハザードマップを頭に入れておくことが大切です。
また、ネットから全国のハザードマップを見ることができるため、
自分の地域だけでなく、祖父母や親戚の住む街や
よく訪れる地域のハザードマップを眺めてみることも良いと思いました。
山本さんは、コロナウイルス感染拡大によって
防災に対する意識が低くなってしまっていることを危惧しておられました。
感染者が急増している中で、ワクチンに関する情報は飛び交っていますが、
防災に関する情報は全くと言っていいほど耳にする機会がありません。
このような状況を打開すべく、
若者の力を借りてSNSという場所で情報発信を行なっていくことが必要となります。
防災THE PRESSのアカウントでは、
色々な専門家からの情報を集約し、
若者目線で噛み砕いて伝えることで見る人に伝わりやすい内容の防災情報を届けています。
今回の取材を通して、いつ起こるかわからない災害のために、
私たちができる防災の情報をしっかりと取り入れ、拡散していきたいと思いました。
お忙しい中取材を受けていただいた山本さん、ありがとうございました。
また防災THE PRESSでは
防災に関するお取り組みをされている官公庁、企業様や団体様などを積極的に発信したい方々を募集しております。
大学生インフルエンサーが取り組みに関して取材を行わせていただきます。
以下連絡先にお気軽にお問い合わせください。
株式会社日本防災研究センター 代表取締役
山本一夫
アドレス:info@jdpcr.jp
Writer:モリナツコ/Hyogo(https://www.instagram.com/12m725/?hl=ja )