日本青年会議所のサマコンイベントのパシフィコ横浜で行われた
「備えよ人類~三助の神器~」というイベントに参加してきました。
座学や通常の避難訓練とは違い、
テーマパークのような臨場感あふれる会場で参加者の没入感を高め、
災害発生時のリアルな体験から学ぶ「全員参加型体験学習」の防災コンテンツ。
このイベントに参加したことで感じたことが3つあります。
1つ目は災害発生時は知らない人との助け合いが大切になるということ。
今回、それぞれ4人ぐらいのグループにわかれ、
幾つものミッションを解き、脱出するというゲームをしました。
この制限時間が与えられている感じが、
災害発生時には時間が命といっても過言でないことを実感させられたと同時に
災害時には家族や友達と一緒にいるとは限らない。
周りの人と協力することも大切になりますが
このイベントで初めましての方々と
協力し合うことはなかなかない経験であり、とてもリアルに感じました。
2つ目は意思疎通を取ることの難しさ。
このゲームは部屋の色々なところにミッションのヒントが隠されており、
各グループ1人しか立って確認しに行くことができません。
例えば私たちが3人で謎解きをして解決できたとしても、
ヒントを確認しにいってくれている方に伝える伝達方法がなかった。
災害時にいつも当たり前に使っている携帯電話などが
通じなくなることを連想した瞬間でした。
そして最後3つ目は、正しい知識を1人1人が持っておくことである。
行ったミッションは単純な防災の知識が答えになるように作られていました。
だが、時間に追われてることにパニックになったのか間違えた問題も、、、
火災発生時は呼吸は止めずに壁はつたい、口に当てるハンカチタオルは濡らさないこと。
万が一の時に対して準備しておく物はラップ、タオル、クスリ、充電器など。
知ってて当たり前のことであってももう一度確認することが大切だと思いました。
「誰も普通の防災訓練には興味を持たない」
「地元の防災訓練に参加する人がいつも同じメンバーになっている」という傾向から、
この防災イベントが生まれたそう。
ゲームをすることでスリルを味わえたり、体感することで身近に感じ、
本当にいつ起こるかわからない災害に対して
万全な状態を準備することが大切だと感じました。
楽しみながら学びを深められるイベントだったので
若い人にも行ってみて欲しいなと感じました。
Writer:トウチヒヨ/Tokyo(https://www.instagram.com/hiiiy_015/?hl=ja )