社会福祉協議会という組織は大学生にとってあまりなじみのない組織、、、
この組織は法律ですべての自治体に設置することが位置づけられた組織で、
「地域福祉の推進を目的」としています!
主な活動内容は名前を聞いてわかる通り
それぞれの地域の福祉に関わる事業の実施や生活上で支援を必要とする人の相談にのったり、
高齢者などの利用するデイサービスをはじめとする在宅福祉サービスを実施したり、
ボランティア・市民活動の推進などを行なっているそうです!
そして、大規模災害が発生時には、被災した住民とボランティアをつなぐ災害ボランティアセンターを設置します。
災害ボランティアセンターの活動は被災者とボランティアをつないで、
被災者の生活再建を支援する活動。
困りごとを把握し、ボランティアを募集し、
ボランティアの支援を必要としている人につなげます。
また、マスコミなどに向けた情報発信などをしているそうです!
それではなぜ、社会福祉の組織が日常の業務と大きく異なる災害時の支援活動を行うのだろうか?
それは平時から地域に根付いた社会福祉協議会が
ボランティアの支援を仲介することによって、
地域外のボランティアでも信頼して受け入れることができるということがあるから。
また、社会福祉協議会はそれらを行う、民間組織としての情報網や機動力を持ち合わせているから。
災害が実際に起きた際、被災した人の生活は
発災直後の第一期、
避難所生活が行われる第二期、
仮設住宅に移り生活する第三期、
復興住宅生活等での生活が始まる第四期というフェーズに分けられるが、
ボランティアによる支援は、主に、第一期と第二期に行なわれている。
その後の第三期、第四期は、
災害のフェーズから日常生活のフェーズに移っていく時期。
社会福祉協議会は平時の活動にシフトしながら、切れ目ない支援を継続している。
実際自分の地域に東日本大震災のような災害が起きた時に
このような活動が行われることはすごく助かると思うと同時に
実際自分のコミュニティでは典型的な防災訓練が続いており、
地域コミュニティのつながりもそこまで強いと感じないので
南海トラフなどが起きた時のことを考え得ると不安になりました。
今一度、自分のコミュニティが災害に対して
どのような準備をしているのか検証する必要があると思いました!
Writer: タカハシカズキ/Tokyo(https://www.instagram.com/kazukingram._.219/ )