今災害が起きた時私たちはどのような心情でいるのでしょうか?
今回私たちは「災害から家族と自分を守る「災害心理」の基礎知識」の
作者野上達也さんに取材させていただきました。
実際に災害にあったとき多くの人は災害直後に慌てたりしますが、
ある程度時間がたつと落ち着きを取り戻していくそうです。
災害発生直後に不安になることは人間の心理上あたり前のことであり
滅多に起こらない事に対して人は対策をとらない傾向にあるそうです。
今から私たちができること。
野上さん曰く私たち若者だからこそ世の中に対してできることがあるそうです。
それが「情報の発信」。
不安の連鎖に打ち勝つためにもいち早く情報を得ること、発信すること、
特に女子高生や女性が発信すると早く回る傾向があるそうです。
しかし、デマ情報などもあるためワンクッション疑う必要があります。
そして発信することと同時に行動することも大切だそうです。
「言葉よりも行動」
状況にもよりますが同調という言葉のように
一人が行動すればみんな動き出すことが多くなるそうです。
命を守るため、生きるために災害に備え最低限用意しとくべきものは
- 水
- 簡易トイレ
の二つだそうです。
水は用意している人も多いかと思いますが以外にも必要なのはトイレです。
簡易的なトイレの作り方など近隣の市民に向けて配布している
パンフフレットに掲載されているとのこと。
また、災害時は通信環境が繋がりにくいためラジオなどもあると良さそうです。
さらに家の周りや通学路、学校の近くなど普段行くところの避難場所や避難経路なども確認し
日々災害時に向けて対策をして自分の命を守っていきましょう。
最後に、3.11から10年という年月が経ち
災害に関して意識が緩んできてしまっているかなという今こそ
改めて防災に対して見直していきたいところです。
いつ、どこで、どんな災害に出会うか分からないからこそ、
自分の命、家族の命を救う可能性を高めるために
もう一度防災を見直したり災害に対しての知識を得たりしていきましょう。
Writer:フクダリホ/Tokyo(https://www.instagram.com/ripopo.74/?hl=ja )