今回、私達は関西でも特に防災に力を入れている兵庫県災害対策センターの方々に、
コロナ禍でも自然災害が起きた時に
安心して利用できる避難所の対策についてお話をお伺いしてきました!
コロナ禍では3密を避けるために
避難所に避難することを躊躇してしまう人も多いと思います。
しかし、クラスターを発生させないための対策がしっかりされているので安心して利用できるそうです!
対策①
各世帯ごとに間仕切りされ、飛沫が飛ぶのを防いでいます。
間仕切りにもいくつか種類があり、
段ボールで作れるもの、テント型のもの、カーテン式のもの数種類あります。
今回私達は簡易型の段ボール間仕切りを体験させてもらいました!
思っていたより空間にゆとりがあり、
荷物をたくさん置いても家族が休めるスペースがありました。
簡易型のベットも丈夫で170cm近く身長のある私でもすっぽり入って
寝返りをうったりもできてしっかり休めそうな作りになっていました!
ウイルスというものは地面に落ちて埃と一緒に舞い散るおそれがあるとのことで
床に直接座るよりベットに座る方が良いというお話しを伺いました!!
対策②
密にならないように避難所をたくさん用意するため
体育館やホテル、旅館などに災害が起こったとき避難所として利用させていただけるように事前に了解を得て、
万が一の際に分散して避難できるように準備しています。
対策③
熱や咳などの症状がある場合は、特別室などに隔離する。
対策④
大きい災害で物資が市街で足りなくなる可能性があるので、県で備蓄している。
そしてここからは私達のできる対策をとっていくことが重要です。
兵庫県ではCGハザードマップを用意しており、簡単に検索することができます。
土砂災害、ため池、津波、高潮、洪水など
災害の種類に応じて危険なエリアがわかるようになっているので
その時の災害により、危険なエリアにお住まいの方が十分避難できるように、
災害ごとのハザードマップを確認して
自分は避難するべきか自宅などに待機しておくべきかを平時から確認しておきましょう。
また、兵庫県では「ひょうご防災ネット」というスマートフォンアプリも作られていて
避難場所を地図で検索できたり、簡単に避難時に重要な情報がたくさん確認できます。
その中にマイ避難カードという機能があり
事前に登録しておくといざと言う時に判断の手助けになるので
皆さんにぜひ利用してほしいと思います。
そして避難所では災害対策を取るため以前より設置するのに人手がいるようになっています。
健康状態を確認する人はもちろん、テントを立てる人やベットを運ぶ人など
避難所を作るのに様々な工程が追加されているため、
スムーズにたくさんの人達が避難できるように
元気な方は間仕切りを作るなど手伝ってお力を貸してほしいと兵庫県災害対策センターの担当の方がおっしゃっていました!
いざという時にはみんなで助け合いながら安心・安全第一の空間を作ることが必要だなと感じました。
Writer:フナモトユリ/Osaka(https://instagram.com/yuri4ii?igshid=15n2ykdk0dbl4 )